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12月22日の冬至を前に、鳥取県米子市の観光牧場「大山トム・ソーヤ牧場」で21日、寒さの苦手なカピバラにゆず湯がプレゼントされ、2匹が満喫した。
地元産のユズが浮かんだお湯を楽しんだのは雄の「とと丸」と雌の「なごみ」。約40度の湯を最初にごくごくと味わった後、ゆっくりと頭まで漬かった。水中で横たわったり目を細めたりする姿を間近で見ることができ、兵庫県小野市から帰省中の主婦(25)は長男(1)らと訪れ「子どもはゆず湯に入るカピバラを不思議そうに見ていた。冬至には私たちもゆず湯に入りたい」と話した。
同牧場によると、カピバラは南米原産のネズミの仲間。2匹は気温が1桁台に下がると好んでお湯に漬かり、寒さをしのいでいるという。