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ユーラシア大陸からインド太平洋に至るまで、米中関係が負のスパイラルに落ち込んでいくニュースを聞かない日はなくなった。私たちが目撃するのは、日本を含む自由社会を突き崩そうとする「独裁者たちの邪悪な同盟」による脅威なのか。
武器が不足するロシアに対し、中国から総額1200万ドル(約15億7千万円)分以上のドローン(無人機)とその部品が輸出されたと米紙が報じた。
台湾の蔡英文総統の米ニューヨーク訪問に合わせ、中国の軍用機が相次いで台湾海峡の中間線を越えている。このタイミングで林芳正外相の訪中を受け入れたのは日台分断の策略か。
筆者:湯浅博(産経新聞特別記者)
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2023年4月7日付産経新聞【湯浅博の世界読解】より