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国連が定めた第10回「国際ヨガの日」に当たる6月21日、東京の築地本願寺でインド大使館主催の早朝ヨガ・イベントが開かれた。ヨガ愛好家など約1100人ほどが境内に参集し、雨が降る中、傘をさし、立ったまま、インストラクターの指導で体をほぐし、ヨガの呼吸法などを実践した。
この日は、早朝から灰色の空。イベント直前から雨が降り始めた。それでも、集まった人たちは傘をさして境内にとどまった。主催者代表としてシビ・ジョージ駐日インド大使が「雨でも、晴れでもヨガをやろう!雨でも、晴れても印日友好を!雨でも、晴れでもインド太平洋に平和を!」と繰り返し、参加者たちに感謝した。
「国際ヨガの日」は、ヨガを実践することで心と体のつながりを向上させ、健康でより幸せな、ストレスのない未来を創ろうと、177カ国・地域が賛同して制定された。
参加した女性たちは「あいにくの雨でしたが、楽しむことができました」「傘をさしてヨガをするのは初めてでしたが、心が洗われるようでした」などと口々に語っていた。
記者(内藤)も、びしょぬれとなりながらヨガを初体験。傘を手に、「雨でも、晴れても心に平安を」と祈った。
筆者:内藤泰朗(JAPAN Forward編集長)