体験イベントで、専用ゴーグルを着けてパラ陸上用の車いすを操作する参加者
仮想現実でパラアスリートの身体能力を感じた
=8月20日午前、東京都世田谷区の駒沢オリンピック公園
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東京パラリンピック開幕から8月24日で1年となるのにあわせ、東京都は20日、パラ競技の体験イベントを駒沢オリンピック公園(世田谷区)で開いた。多くの親子連れらが訪れ、ゴールボールや車いすラグビーといった競技の魅力を体感した。
参加者は、講師役のパラリンピアンらと交流。専用のゴーグルを着けてパラ陸上用の車いすを操作し、仮想現実(VR)でパラアスリートの身体能力を感じられる装置などを楽しんだ。
来場者と写真撮影会をした、東京パラ競泳金メダリストの木村敬一選手は「1年前のレースを覚えてくれている方が多くありがたい。東京大会がマックスではなく、日本のパラスポーツをさらに盛り上げていけるようにしたい」と語った。