~~
活発化した梅雨前線の影響で7月10日、九州北部を中心に非常に激しい雨が降り続き、各地で土砂崩れや河川の氾濫が発生した。福岡、佐賀両県では土砂崩れや車の水没などで3人が死亡し、1人が心肺停止となった。他に9人の安否不明者の情報があり、捜索が続いた。
福岡県久留米市によると、10日午前9時半ごろ、同市田主丸町で裏山が崩れ、付近の住宅の少なくとも7軒に土砂が流入。14人が救助されたが、6人の安否が分かっていない。
久留米市と同県広川町で、車に乗っていて流されたとみられる計2人が死亡した。同県添田町の住宅に土砂が流入し、男女が発見されたが、女性の死亡が確認された。
佐賀県唐津市では住宅2棟に土砂が流入し、50~70代の男女計3人と連絡がつかなくなったが、女性1人が心肺停止状態で見つかった。