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米食の推進と地域の食文化の活性化を目的としたおむすび、おにぎりのコンクール「公推協カップ 第1回ご当地おむす美大賞」(農林水産協会主催、公益推進協会助成)の本選考会が2月27日、大阪市中央区で行われ、福島市の小学2年、永岡皐(こう)さん(8)が考案した「ふくしまリンゴおむす美」が大賞に選ばれた。
地元の食材・食文化を取り入れた創作おむすびを募集し、国内外から884件がエントリー。味、地域性、独創性など7つの基準をもとに、予備審査を通過した全国6ブロックの代表作品が本選考会に臨み、料理研究家や学識者ら7人の選考委員の審査と観客による投票で選出した。
大賞作品は、皐さんが大好きなリンゴとかつお節、白ごま、特製のタレが見事にマッチ。母、淑(しゅく)さん(37)のアドバイスを受け、考案から1日で完成させた。皐さんは「(リンゴとおむすびが)合うかなと心配だったけど、すごくおいしくて。大賞になるなんて夢のよう」と喜びを語った。
準大賞、特別賞を含む入賞6作品は、おむす美大賞のホームページで公開される。