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5月5日の端午の節句を前に、東京・浅草橋の人形メーカー「久月」が、令和6年に活躍が期待される人物として、米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手と山本由伸選手がモデルの五月人形「今年の期待大将」を公開した。能登半島地震の被災地を応援しようと、いずれも石川県出身の力士、大の里関、遠藤関、輝関も並んだ。
大谷選手の選出は3年連続5回目。今年は移籍したドジャースのチームカラーの青を基調としたよろいをまとい、バットを持つ。傍らには愛犬デコピンの姿も。北陸新幹線の金沢―敦賀間の延伸開業を記念し、力士3人は、エビやカニなど北陸の海の幸を載せた新幹線を脇に抱えている。
久月の横山久俊社長は「地震の被災者に日常を取り戻してほしいという願いを込めた。米大リーグの日本人コンビも活躍し、お茶の間に元気を届けてほしい」と話した。