
リニューアルした「Café360」。浮遊感と360度のパノラマビューが楽しめる=大津市(びわ湖バレイ提供)
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琵琶湖西岸の比良山にあるレジャー施設「びわ湖バレイ」(大津市)は、カフェ施設「びわ湖テラス Café360」を従来より眺望が楽しめる形にリニューアルした。全国から観光客が訪れる「びわ湖テラス THE MAIN」のグランドテラスよりも、さらに約70メートル高い位置にあり、360度の絶景パノラマが楽しめる。7月5日にグランドオープンする。
びわ湖バレイでは、平成28年、ロープウェイ山頂駅付近にカフェ併設のびわ湖テラス THE MAINがオープン。翌29年には、別の山頂にCafé360をオープンさせた。

Café360は、ロープウェイ山頂駅からリフトを乗り継いだ山頂に位置。もともと夏場だけ営業していたが、「スキーシーズンにも白銀の絶景を楽しんでほしい」と今年2月にリニューアルし、通年営業を始めた。4月にはカフェ機能を追加し、プレ営業を続けてきたが、デッキ周辺の芝が整ったため、グランドオープンを前に今回、報道関係者に公開した。
ひし形にデザインした高床式で、デッキは直径37・2メートル、幅12・6メートル。デッキ突堤の一番高い場所は地面から6メートルある。従来にはない浮遊感と「1歩先は湖」という開放的な空間が楽しめる。

併設されているトレーラーカフェでは、人気のドーナツをはじめ、オリジナルの近江茶・和紅茶や地ビールなどを販売する。
担当者は「比良山系の複雑な渓谷構造で風の通り道になっており、心地よい風が吹いています。ハンモックに寝そべり、吹き上げる渓谷風を感じながらゆったりとお過ごしいただけます」と話している。
利用するにはロープウェイ往復やリフト乗り放題、びわ湖テラス入場料を含む施設利用料金が必要。大人4千円、小学生2千円、幼児千円など。問い合わせはびわ湖バレイ(077-592-1155)。

(産経新聞)
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