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プノンペン郊外にある「ウィンウィン記念塔」では、フン・セン前首相がポル・ポト政権期の集団虐殺から〝平和〟を作り上げた英雄として称賛されている。一族が権力を長期的に維持するためのレガシー作りと指摘される。
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カンボジア・プノンペン近郊のウィンウィン記念塔には、前首相であるフン・センの功績をたたえる説明書きがあった=6月(桑村朋撮影)

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「偉大なる司令官の英明な指導の下、カンボジアでは国家和解が進んだ」。プノンペン郊外にある2018年に建設された「ウィンウィン記念塔」。掲示されている説明文では前首相、フン・センが、ポル・ポト政権期の集団虐殺から〝平和〟を作り上げた英雄として称賛されていた。

記念塔の向かいには「モロドク・テチョ国立競技場」がある。テチョとは「最高司令官」を意味するフン・センの称号だ。「テチョ国際空港」や「フナン・テチョ運河」など、近年はテチョと名が付く施設が相次いで建設されている。

「これはフン・セン一族が権力を長期的に維持するためのレガシー(遺産)作りだ」。独立メディア「カンボジアジャーナリスト協会連合会」事務局長、ノップ・ヴィはそうみる。

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筆者:桑村朋(産経新聞)

2025年9月11日付産経新聞【吞まれるアジア 中国「支援」の実像③】より

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