懐かしい自動販売機が約150台並ぶタイヤ販売店「中古タイヤ市場相模原店」。10年ほど前から設置し、少しずつ増えた今では「レトロ自販機の聖地」とも呼ばれ、遠方からも多くの人が訪れる。
レトロ自動販売機の聖地として知られる中古タイヤ市場相模原店。昭和の時代に活躍していた自動販売機がずらりと並ぶ =相模原市南区(矢島康弘撮影)
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昭和。外で何かを食べようとすると、小銭を出すのが当たり前だった。
自動販売機の前で100円玉を握り締めて、食べたいものを買う。消費税のない時代、1円玉を使うこともまれだった。

ハンバーガー、そば、うどん、トーストサンド…。懐かしい自動販売機が約150台並ぶタイヤ販売店「中古タイヤ市場相模原店」。10年ほど前から設置し、少しずつ増えた今では「レトロ自販機の聖地」とも呼ばれ、遠方からも多くの人が訪れる。


令和。キャッシュレス決済が当たり前になった。スマートフォンさえあれば、財布を開くことも少なくなった。
ずらりと並んだレトロ自販機の投入口に硬貨を落とす。リアルな音とともに商品が出てくる。昔を懐かしむ世代だけではなく、それを「新鮮」と感じる若い世代も集まってくる。

懐かしい味を探す人、経験できなかった時代を感じようとする人…。昭和の「食」には、さまざまな世代を集める「引力」のようなものがある。


(産経新聞写真報道局)
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