バングラデシュでは来月、2年ぶりとなる総選挙が行われる。反政府デモでハシナ政権は崩壊し、ハシナ首相は辞任してインドに逃亡している。アワミ連盟は総選挙から排除され、前回選挙で野党弾圧を批判してボイコットしたバングラデシュ民族主義党の勝利が予想されている。
バングラデシュの首都ダッカで、暴徒に放火されたプロトム・アロ紙の建物=2025年12月(ロイター)
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2年前の今ごろ、バングラデシュの総選挙について、コラムで取り上げた。当時、ハシナ政権下で与党、アワミ連盟(AL)が圧勝したものの、主要野党のバングラデシュ民族主義党(BNP)が政権による野党弾圧を批判してボイコットしており、民主主義の在り方が問われているという話だった。
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そして今年。バングラデシュでは来月12日に2年ぶりとなる総選挙が行われる。構図は前回とまったく逆だ。Z世代と呼ばれる若者や野党の反政府デモでハシナ政権は崩壊し、ハシナ首相は辞任してインドに逃亡している。ALは総選挙から排除され、BNPの勝利が予想されている。
筆者:岩田智雄(産経新聞)
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2026年1月15日付産経新聞【インド太平洋考】より
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