目先を変えた洋風ふろふき大根
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煮物によし、サラダにも漬物にもよし…。大根は、本格的に寒くなると凍るのを防ぐために糖分を蓄え、甘みが増しておいしくなります。ふろふき大根を作ろうと思っていたところ、「目先を変えて洋風にアレンジしてみては?」と、江上料理学院副院長の江上佳奈美先生が提案してくれました。
手にしたのは缶詰のデミグラスソース。どんな味になるんだろう。ちょっぴりワクワクしながら大根の下ごしらえを始めました。

「厚みのある大根をうまく煮るには、『面取り』と『隠し包丁』が大事なの」と江上先生。
面取りはピーラー(皮むき器)を使うと簡単です。輪切りにしたら、切り口の角を薄くそぎ取ります。見栄えがよくなるだけでなく、煮崩れが防げるそうです。
次に隠し包丁を入れます。早く火が通り、味をしみ込みやすくするため、片面に浅く十文字の切り目を入れます。これぞ和食の知恵ですね。
たっぷりの水で下ゆでをしたら今度はコンソメのスープで、落とし蓋をして、じっくりと煮ます。その間に牛肉、タマネギを炒め、市販のデミグラスソースを加えて、とろみのあるソースを作りました。
大根に竹串を刺し、すっと通るくらいのやわらかさになったらOK。隠し包丁を入れた面を下にして器に盛り、ソースをたっぷりとのせれば出来上がりです。
「ナイフとフォークで食べたいわ」とママ。でも、大根はしっとりやわらかで箸で切れました。濃厚なソースが絡んだ牛肉と大根は相性抜群。冬場の定番にしたい一品です。
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材料・4人分
- 大根……12センチ
- 牛切り落とし肉……100グラム
- タマネギ……4分の1個
- デミグラスソース(缶詰)……100グラム
- 顆粒コンソメ、塩、コショウ、サラダ油
作り方
- 大根は長さを4等分に切って皮をむく。面取りをして隠し包丁を入れる。
- 鍋に①を入れてたっぷりの水を注ぎ、弱火で30分ほどゆでる(途中で水が少なくなったら足す)。そのまま冷まして水気を切る。
- 鍋に大根を戻し入れ、かぶる程度の量の水を注ぎ、顆粒(かりゅう)コンソメ小さじ2分の1を入れ、落とし蓋をして弱火で20分ほど煮る。
- タマネギは薄切りにする。
- フライパンにサラダ油小さじ2を熱して④を炒め、しんなりとしたら牛肉を入れて炒める。デミグラスソースを加えて全体を絡めて軽く煮る。味を見て塩、コショウ各少量で調える。
- 器に③の大根を盛って煮汁を回しかけ、⑤をのせて小口切りの小ネギなどを飾る。
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2025年12月7日産経ニュース【ひなちゃんパパの家族レシピ】を転載しています
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