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冬の札幌の夜を華やかな光で彩る「第41回さっぽろホワイトイルミネーション」が19日、中心部の大通公園などで始まった。約73万個の発光ダイオード(LED)電球が輝き、街は幻想的なムードに包まれた。
メイン会場の大通公園には、紫色のライラックの花をモチーフにした高さ約8メートルのオブジェなどが設置された。小雨がやんだ午後4時半、電飾が一斉に点灯すると、集まった家族連れやカップルから歓声が上がった。
家族で観光に訪れていた東京都文京区の会社員中島尚紀さん(39)は「カラフルに彩られていて圧巻。新型コロナウイルス禍で季節感のあるイベントが少なかったので、見られて良かった」とほほ笑んだ。
開催期間は大通公園が12月25日までで、毎日午後4時半~10時まで点灯される。