産経新聞の宮内庁担当記者が皇室の1週間を振り返ります。
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「医療功労賞」の受賞者らと面会される天皇陛下=3月18日、皇居・御所(宮内庁提供)

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天皇陛下は3月18日、皇居・御所で、離島や過疎地などで地域に密着して活動してきた医療、福祉関係者に贈られる「医療功労賞」の受賞者と面会された。宮内庁によると、陛下は受賞者の活躍をねぎらい、被災地で活動した受賞者に「大変でしたね」と声を掛けられたという。

秋篠宮ご夫妻は15日、京都市で開かれた「平安神宮百三十年祭記念式典」にご臨席。秋篠宮さまは式典で、桓武天皇を祭る神宮として明治28年に創建された平安神宮の歴史に触れ、「今後も、日本の文化のふるさとである京都の美しい伝統を守り、後世に末永く引き継いでいかれること」を願われた。

結核予防会の総裁を務める秋篠宮妃紀子さまは17~18日、「第77回結核予防全国大会」臨席のため、愛媛県をご訪問。17日は全国結核予防婦人団体連絡協議会の懇談会や研鑽(けんさん)集会に臨まれた。

第77回結核予防全国大会でお言葉を述べられる秋篠宮妃紀子さま=3月18日、松山市(川村寧撮影)
結核予防功労賞受賞者を表彰される秋篠宮妃紀子さま=3月18日、松山市(川村寧撮影)

翌18日には、松山市で行われた大会式典にご臨席。紀子さまはお言葉で「結核の診断を遅らせず、完治するまで治療を受けられるようにするために、患者の周囲の人々と協力し、言語や生活習慣などの違いをも越えて最善の医療を進めておられる」と述べ、関係者に敬意を表された。また、「皆さまが健康に留意され、それぞれの場で結核および呼吸器感染症を防ぐ活動を進め、誰もが安心して暮らすことのできる社会になること」を望まれた。

紀子さまは同日、同市の「坂の上の雲ミュージアム」へ足を運び、地元の保育園児らとご交流。絵本の読み聞かせに耳を傾けたり、園児と一緒に絵本を眺めたりされた。

「坂の上の雲ミュージアム」で保育園児と交流される秋篠宮妃紀子さま=3月18日、松山市

その後には、愛媛県東温市の県立衛生環境研究所を視察された。研究所では県内の大気汚染を監視するなどの業務を行っており、紀子さまは研究所の取り組みを紹介するパネルをご覧に。報道陣に「改めてここに来ることで、皆さんの大切なお仕事というのをより理解し、学ぶことができました」と述べられた。

愛媛県立環境衛生研究所を訪問し、説明を聞かれる秋篠宮妃紀子さま=3月18日、愛媛県東温市(川村寧撮影)

東京慈恵会の総裁を務める寬仁親王妃信子さまは14日、東京慈恵会医科大学(東京都港区)で、「慈恵看護専門学校2025年度卒業式」に臨まれた。

三笠宮家の彬子さまは16日、羽田空港から民間機でルクセンブルクへご出発。17日には、ルクセンブルクの博物館で、日本美術をテーマに講演された。

高円宮妃久子さまは13日、国営昭和記念公園花みどり文化センター(立川市)で、「第80回JOGA洋らん展」の開会式に臨席された。16日には、東京国立博物館平成館(台東区)で開催された「第56回世界児童画展」の表彰式に臨まれた。

翌17日には、日本外国特派員協会(千代田区)で、久子さまが名誉総裁を務める環境保護団体「バードライフ・インターナショナル」の記者会見にご臨席。英語で、気候変動について「注目度が低下しているだけでなく、国際協力も弱まっていることが見て取れます。そして、気候変動は国際協力が必要な問題です」と訴えられた。その後、都内のホールで、団体の講演会に臨席された。

久子さまは19日、東京都内で、「高円宮杯第77回全日本中学校英語弁論大会年鑑出版記念会」に臨まれた。

2026年3月20日産経ニュース【皇室ウイークリー(940)】を転載しています

皇室ウイークリー】は毎週金曜日、「産経ニュース」に掲載している企画です。ニュース紙面ではあまり触れられない各宮家のご活動や、上皇ご夫妻のご様子を含め、宮内庁担当記者が皇室の1週間を振り返ります。紙面で掲載できなかった写真もご紹介しています。さらに「皇室ウイークリー」だけのために撮影した写真も、アップしています。

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