日本は中国の影響力拡大とインド太平洋地域の小国の間に立つ「防波堤」となり、地域の安全保障を担うリーダーとしての役割を自ら引き受ける姿勢を明確にしている。
Professor Pema Gyalpo
Pema Gyalpo is a visiting Professor of political science at Takushoku University and an Emeritus Professor of Gifu Women's University. Born in Tibet, he is a naturalized Japanese citizen.
中国の対日アプローチが、ここ数ヶ月で持続的な圧力行使という硬直した姿勢へと変質した。中国の強硬政策は、アジア全域における中国への否定的な見方を深める結果をもたらしている。その影響はすでに顕在化しており、中国に有利に働く可能性は乏しい。
日本とインドの強固で健全な関係は、共通のビジョンを背景に、いま新たな勢いを得ている。両国が具体的な取り組みを進める中で、その成果はすでに明確な形となって表れている。
中国の挑発的な強硬姿勢に、近隣国で高まる懸念。しかし、チベットには「吠える犬は決して噛みつけない」ということわざがあり、恐れることはない。
ヒマラヤ地域で中国との継続的な国境緊張に直面するインド。インドが取る対応には、日本が参考とすべき実践的な示唆が多い。

