中国政府が、中国人に対する差別や犯罪で「日本の治安環境が悪化している」などと繰り返し注意喚起している。日本の警察庁の統計ではそうした傾向は見られず、外務省も反論している。
北京首都国際空港の日本便などを扱うカウンターで搭乗手続きをする人たち=11月15日(共同)
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高市早苗首相の台湾有事を巡る国会答弁に反発する中国政府が、自国民に一方的な「警鐘」を鳴らしている。中国人に対する差別や犯罪で「日本の治安環境が悪化している」などと繰り返し注意喚起しているが、日本の警察庁の統計ではそうした傾向は見られず、外務省も反論している。中国に詳しい専門家は「高市政権を批判する目的で、政治的な意図がみえる」と分析している。
中国の主張を否定
「今年に入って日本国内における中国国籍者に対する犯罪事件が多発し、安全に対するリスクが高まっているかのような言及があるが、そのような指摘は当たらない」
(産経新聞)
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