横浜赤レンガ倉庫で恒例のクリスマスマーケットには、「ポケモン」のブースが今年初出展。ツリーと〝推しキャラ〟のぬいぐるみを重ねて写真を撮る人が多い
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港町の冬を光で彩るイルミネーションイベントが横浜市臨海部などで始まり、平日も多くの見物客でにぎわっている。中心となるのは、今年で6回目の「ヨルノヨ2025」。横浜市は昨年、首都圏で初めて「日本新三大夜景都市」に選ばれたこともあり、12月4～30日の期間中に昨年より約10万人多い100万人の来場を見込む。
ヨルノヨは、夜の観光活性化を目指して令和2年に始まった国内最大級の都市型イルミネーションイベント。目玉は、みなとみらい21地区から山下公園まで3キロの臨海部で、ビル群や歴史的建造物などが光と音楽で連動する「ハイライト・オブ・ヨコハマ」だ。昨年より4施設多い46施設が参加。毎日午後5時から30分ごとに5分間、9時5分まで演出される。
期間中は、市役所3階の市民ラウンジを9時15分まで特別開放。横浜港大さん橋などと合わせて絶好の観覧スポットとなる。
大さん橋では、広大な木製デッキの上を25メートルのクジラが悠々と泳ぐプロジェクションマッピングを実施。また、山下公園では全長250メートルにわたり、近づいた人の動きに反応して不思議な光を発するデジタルアート「スターツリー」が18基設置され、訪れる人の目を楽しませている。
このほか横浜赤レンガ倉庫、横浜スタジアムをはじめ市内40カ所以上の観光施設や商店街などで行われるイベントが「ザ・ヨコハマ・イルミネーション」として連携し、ホテル宿泊券やレストランチケットなどが当たるデジタルスタンプラリーを行っている。
筆者：山沢義徳（産経新聞）
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