「さっぽろ雪まつり」の2月4日の開幕を控え、会場の一つとなる札幌市中心部の大通公園で市民による雪像の制作が始まった。
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迫力ある大雪像で知られる「さっぽろ雪まつり」の開幕を控え、会場の一つとなる札幌市中心部の大通公園で1月29日、市民による雪像の制作が始まった。
市内は比較的暖かい日が続き積雪も少ないが、開催には影響ない見通しで、制作する市民は「完成したら雪像と観光客で一緒に写真を撮ってほしい」と意気込んだ。
雪まつりは2月4~11日に開催され、実行委員会によると計約200基の氷雪像が並ぶ。このうち市民雪像は80基で、スポーツ選手やアニメキャラクターなど、ユニークな発想で来場者を毎年楽しませている。
今回は、昨年のパリ五輪陸上女子やり投げで金メダルを獲得した北口榛花選手の像も作られるという。
大通公園に時折雪が強く降りしきる中、札幌市の会社役員五十嵐淳さん(46)は、北海道弁を広めるクマのキャラクターとして自身が考案した「やべーべや」を仲間と制作。昨年作った同じキャラクターの雪像は投票で2位だったといい「今年は1位をとりたい」と笑顔で話した。
(産経新聞)
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