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スマホで記念撮影する大学生(岩崎叶汰撮影)

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東京・明治神宮外苑のイチョウ並木の黄葉が見頃を迎え、多くの家族連れや観光客を楽しませている。

約300メートルにわたって146本のイチョウの木が4列に並び、高さは28メートルに達する。訪れた人々は、黄金色に染まったイチョウ並木のトンネルをくぐり、スマートフォンのカメラで撮影。時折吹く風に舞い散る黄葉を追いかけたり、落ち葉を拾って束ねたりして、秋の風情を楽しんでいた。

見頃を迎えた明治神宮外苑のイチョウ並木=11月23日午前、東京・神宮外苑(岩崎叶汰撮影)

東京都北区から家族で訪れた高橋紘一朗さん(36)は、「都内でこんなにきれいなイチョウが見られるところは少ない。ようやく娘が歩けるようになったので、一緒に来ました。今日は喜んでよく歩いています」と話した。1歳の英莉子ちゃんはイチョウの絨毯の上を元気に散歩していた。

黄金い落ち葉の絨毯を歩く家族連れ(岩崎叶汰撮影)

23日には、再生可能エネルギー電力を使用したライトアップが始まった。神宮軟式球場噴水には、黄金色に輝くイチョウ並木が水面に映り込んでいた。ライトアップは午後4時半から7時半まで。

ライトアップされたイチョウ並木をひと目見ようと、夜になっても多くの人が訪れていた(岩崎叶汰撮影)

筆者:岩崎叶汰(産経新聞)

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