奈良市の平城宮跡歴史公園で、3千体以上のひな人形を展示する「平城京ひいな節」が始まった。奈良時代の平城京では無病息災を願い、紙や木でつくられた人形を川へ流す風習があり、ひな祭り発祥の地という。
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朱雀門に飾られたひな人形を撮影する人たち=2月19日、奈良市の平城宮跡歴史公園(西川博明撮影)

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奈良市の平城宮跡歴史公園で2月21日、3千体以上のひな人形を展示する「平城京ひいな節(ひいなのせっく)」が始まった。初めての開催で、19日は同公園内の朱雀門にひな人形数百体が並ぶ華やかなひな壇飾りが登場し、見物客らで早くもにぎわいをみせた。

朱雀門に飾られたひな人形=2月19日、奈良市の平城宮跡歴史公園

同公園の指定管理者などでつくる民間主体の実行委員会が主催。奈良時代の平城京では無病息災を願い、紙や木でつくられた人形を川へ流す風習があり、ひな祭り発祥の地という。

人工池に飾られたひな人形=2月19日、奈良市の平城宮跡歴史公園

この日のオープニングセレモニーでは、奈良県民らから寄贈されたひな人形の供養や鏡開きが行われた。山下真知事は、民間の力を活用して「平城宮跡も奈良公園のようなにぎわいをつくる」とあいさつ。高市早苗首相からの「友達の家で見た豪華なひな人形に憧れた思い出がある。(平城宮跡に)素晴らしい景色が広がるのだろう」などとするメッセージが紹介された。

ひな人形を寄贈したという奈良県桜井市の西田秀和さん(71)は「こうして多くの人に見ていただくのはありがたい」と話していた。

4月12日まで。各日午前9時~午後10時。流しびなの体験もできるほか、夜間はライトアップも行う。入場・観覧無料。問い合わせは実行委事務局(0742-35-8201)。

筆者:西川博明(産経新聞)

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