日本の若者の声を世界に発信する「Ignite」。第31回は2025年の「北朝鮮人権侵害問題啓発週間作文コンクール」英語エッセイ中学生部門で優秀賞を受賞した村上華梗さんの「How to solve the abduction issue」を紹介します。
31 Haru Murakami Ignite

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日本の若者たちの「声」を世界に届けるJAPAN Forwardの企画「Ignite」の第31回。今回は2025年に開催された北朝鮮人権侵害問題啓発週間作文コンクール英語エッセイ中学生部門で優秀賞を受賞した、熊本県立宇土中学校3年、村上華梗さんの「How to solve the abduction issue」を掲載します。

[受賞作品は上の (This post is available in English) のリンクをクリックしてください。]

拉致問題担当相の木原稔官房長官から賞状を受け取る村上華梗さん=2025年12月13日(政府拉致問題対策本部)

[和訳]

拉致問題を解決するために

北朝鮮による拉致問題は、1970年代から1980年代にかけて始まった問題です。その間、北朝鮮は多くの日本人を拉致しました。北朝鮮は彼らをスパイの訓練に利用しようとしていました。多くの人が連れ去られ、その中には今も行方不明の人がいます。これは深刻な問題であり、今日に至るまで解決されていません。

被害者の一人が松木薫さんです。彼は26歳で、熊本県出身でした。1980年に、北朝鮮に拉致されました。彼の家族は何が起こったのか分からず、何年も探し続けました。彼らは今でも、彼がいつか帰ってくることを望んでいます。なぜ彼が連れ去られたのか、正確には誰も分かりません。しかし、彼の物語は家族が感じている深い痛みを示しています。彼の家族と多くの人々は、真実を見つけようとし続けています。

もう一つの有名なケースは横田めぐみさんです。彼女は13歳で、新潟に住んでいました。彼女は1977年に拉致されました。彼女のケースは日本国内だけでなく世界中で非常に有名になりました。最初、両親は彼女がどこへ行ったのか分かりませんでした。北朝鮮に連れ去られたことを知ったとき、彼らは非常に悲しみました。両親は彼女を取り戻すために何年も懸命に活動してきました。日本や他の国々の多くの人々が彼らを支援しています。

私たちにできることは何でしょうか?

1.学び、理解すること。
まず、拉致問題について学ぶ必要があります。学校で学んだり、本を読んだり、ニュース番組を見たりできます。学ぶことで、この問題が被害者やその家族にとってどれほど困難なものか理解できます。

2.参加し、支援すること。
次に、イベントに参加したり、署名活動に協力したりできます。また、家族を支援する団体に寄付することもできます。これらの行動は小さなものですが、重要です。多くの人が声を上げれば、政府や国際機関がより強力な行動を取るかもしれません。

3.家族を支援すること。
家族は何年も待ち続けています。彼らは今でも愛する人が帰ってくることを望んでいます。私たちは、拉致問題に関するテレビ番組を見たり、彼らの物語を共有したりすることで支援できます。

4.次の世代に伝えること。
拉致問題について若い世代に伝えることが重要です。教えることで、この問題は忘れられません。歴史を学ぶことは、将来同じ過ちを避ける助けになります。

拉致問題はまだ解決されていません。松木薫さんや横田めぐみさんのような人々は今も行方不明です。彼らの家族は今も待ち続けています。私たちは学び、支援し、行動し続けなければなりません。一人ひとりが違いを生み出せます。力を合わせれば、拉致された人々を故郷に戻す手助けができます。

村上華梗さんのコメント

拉致問題は遠い過去の話ではなく、今も続いている現在の話です。知ることが未来への力になります。これからの世界を変えていきましょう。

受賞者らと写真に納まる拉致問題担当相の木原稔官房長官=2025年12月13日(政府拉致問題対策本部)

■北朝鮮北朝鮮人権侵害問題啓発週間作文コンクール
政府拉致問題対策本部では全国の中高生を対象に、拉致問題関連の映像作品、舞台劇の視聴や拉致問題関連書籍の読書等を通じて拉致問題を知ってもらい、拉致被害者や拉致被害者御家族の心情を理解するとともに、拉致問題解決のために自分に何が出来るのか、何をすべきかについて深く考える機会とすることを目的として、北朝鮮人権侵害問題啓発週間作文コンクールを実施しています。詳しくはhttps://www.rachi.go.jp/jp/shisei/sakubun.htmlをご覧ください。

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