干支「巳」にちなみ、新郎新婦やカップルがヘビと一緒に撮影ができる「へびウエディングフォト」が昨年11月、東京都渋谷区で行われた。
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ヘビとウエディング撮影に臨む高木凜さん(右)と宮川大輝さん =2024年11月18日午前、東京都渋谷区(岩崎叶汰撮影)

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2025年の干支「巳」にちなみ、新郎新婦やカップルがヘビと一緒に撮影ができる「へびウエディングフォト」が昨年11月18日、東京都渋谷区の「ワタベウェディング・表参道フラッグシップ」で行われた。今回で9回目となるこの企画は、抽選で選ばれたカップル1組が無料で、翌年干支の動物と一緒に写真に納まることができる。

撮影では3種類4匹のヘビが登場し、人間に合わせてカメラの前でポーズ。体長130センチのボールパイソン「千ちゃん」がカップルの両肩に絡みつき、門出を迎える2人を固く結んだ。

新郎新婦の指輪もヘビをかたどったデザイン(岩崎叶汰撮影)

ヘビが大好きという新婦の高木凜さん(26)は、ウエディングドレスに身を包んで撮影を楽しんだ。「ふんわりもちもちした肌触り。でもしっかりとした重量感もあってかわいいです」とにっこり。新郎の宮川大輝さん(25)は「末永く、ヘビのように回り道をしながらもまっすぐ進んでいきたい」とこれからの生活に思いをはせた。

宮川大輝さんの首に巻き付いたヘビを愛でる高木凜さん(岩崎叶汰撮影)

ワタベウエディングの三浦沙和子さんは、「結婚報告に使われる年賀状写真やペットフォトの需要に合わせてこの企画を始めました。干支や年賀状といった日本の文化を通じて、幸せに写ってもらえたら」と話した。

筆者:岩崎叶汰(産経新聞)

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