「働いて働いて働いて働いて働いてまいります/女性首相」で大賞を受賞した高市早苗首相=東京會舘(今野顕撮影)
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今年話題を集めた言葉に贈られる「現代用語の基礎知識選 2025T&D保険グループ新語・流行語大賞」が12月1日発表され、高市早苗首相の発言に基づく「働いて働いて働いて働いて働いてまいります/女性首相」が年間大賞に選ばれた。
「働いて働いて…」は10月4日、高市氏が女性初の自民党総裁として選出された際、演説で党員らに向かって発した言葉。
高市氏は、政策課題や党の立て直しのために、一丸となって働く必要を訴えた訴えた上で、自分自身に対する決意として「ワークライフバランスという言葉を捨てます。働いて働いて働いて働いて働いてまいります」と力を込めた。
受賞理由では、「ここのところとんと聞かなくなった気合の入った物言いに、働き方改革推進に取り組む経済界はド肝を抜かれた」と講評。「物議を醸した一方で、共感した昭和世代も実は多かったのではないか。『仕事ってそういうものだったな』と」と評した。

また、トップテンには、SNSで多くの人がフクロウの走る姿をまねした動画を投稿する際に発した「エッホエッホ」や、大阪・関西万博のキャラクターとして人気を博した「ミャクミャク」のほか、トランプ米大統領が日本をはじめ各国に要求した「トランプ関税」、コメの価格抑制を目的に政府が備蓄米を放出したことで話題となった「古古古米」、全国各地でクマの被害が多発したことに伴う「緊急銃猟/クマ被害」などの時事ニュースに関する言葉が選ばれた。
(産経新聞)
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