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都内で開かれた糖尿病の食事療法に関する記者発表会で、ゲストとして登壇した調理師免許を持つ俳優の藤岡弘、さんが自身が考案したメニュー2品を披露した。
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T都内で開かれた糖尿病の食事療法に関する記者発表会で、ゲストとして登壇した調理師免許を持つ俳優の藤岡弘、さんが自身が考案したメニュー2品を披露した。

11月14日の世界糖尿病デーを前に、医療機器などを手掛けるアボットジャパン合同会社(東京都港区)が13日、糖尿病の食事療法に関する記者発表会を都内で開いた。調理師免許を持つ俳優の藤岡弘、さん(79)もゲストとして登壇し、自身が考案したメニュー2品を披露。普段作っている料理をもとに開発したといい、「(調理師免許取得時に)学んだ栄養的な面も改めておさらいして、いい勉強になった。何とか自信のある料理が考案できた」と話した。

藤岡さん考案の「歩く力を支えるワンパン高タンパク蒸し鶏」と「一椀で栄養満点!具材たっぷり野菜スープ」のレシピは以下の通り。(監修 石田千香子・下北沢病院栄養科科長)

歩く力を支えるワンパン高タンパク蒸し鶏

筋力維持と健康体重のためのメニュー。野菜と鶏むね肉をフライパンで蒸すだけで柔らかく仕上がる。普段から「無理なく続けられるタンパク質の摂取」を意識しているという藤岡さんは「鶏むね肉は高たんぱくで脂質も控えめで、おすすめの一品」。

材料

  • 鶏むね肉(皮なし)………100g(約1/2枚)
  • 玉ねぎ………………………50g(約1/4個)
  • ニンジン……………………30g(約1/4本)
  • ブロッコリー………………50g(小房4〜5個)
  • シメジ………………………40g(約1/2パック)
  • 山芋…………………………40g(3cm分・輪切り3〜4枚)
  • サツマイモ…………………40g(輪切り3〜4枚)
  • ニンニク……………………1/2片(約3g)
  • こしょう……………………少々
  • すだち………………………1個(果汁大さじ1程度)
  • 酢……………………………大さじ1
  • しょうゆ(減塩推奨)……小さじ1

作り方

  1. 下準備 鶏むね肉は厚みをそろえてそぎ切り(約1.5~2cm)にする。ニンジンとサツマイモは火の通りをそろえるため、薄切り(約5mm程度)に。玉ねぎ、ブロッコリー、シメジ、山芋は食べやすい大きさに切る。ニンニクは薄切りか、みじん切りにする。
  2. 包む アルミホイルを広げて、中央に野菜→鶏肉→残りの野菜をのせる。ニンニクは鶏肉の上にのせ、こしょうをふる。ふんわりと包み、しっかり密閉するように端を折る(蒸気を逃さない)。
  3. 蒸し焼き フライパンに水100mlを入れ、ホイル包みを置く。蓋をして中火で10分→弱火で5分蒸し焼きにする。火を止めてそのまま2、3分蒸らす。
  4. つけタレ作り タレ(すだち+酢+しょうゆ)を作り、お好みでつけて食べる。

ポイント

フライパンは「蒸し焼き」状態にするため、水がなくなりすぎないよう注意する。テフロン加工のフライパンなら焦げにくく扱いやすい。

栄養成分(1人分)

  • エネルギー(カロリー):約243kcal
  • タンパク質:約27g
  • 脂質:約1.3g
  • 炭水化物:約27g
  • 塩分:約0.5g
  • 食物繊維:約7.1g

一椀で栄養満点!具材たっぷり野菜スープ

「朝食や昼食がしっかり摂れない人」に向けた、夕食に不足分を補えるメニュー。一回のスープでしっかり栄養を摂れるよう、野菜をたっぷり入れた。塩分控えめでも満足感がある。

材料

  • 鶏むね肉(皮なし)………60g(約1/3枚)
  • 玉ねぎ………………………50g(約1/4個)
  • トマト………………………50g(中1/3〜1/4個)
  • サトイモ……………………50g(中1個)
  • キャベツ……………………50g(葉1枚)
  • ナス…………………………40g(小1/2本)
  • ブロッコリー………………40g(小房4個)
  • キノコ類(エリンギ、舞茸など)……40g
  • ニンジン……………………30g(1/4本)
  • ピーマン……………………30g(中1個)
  • こんにゃく…………………30g
  • 赤エンドウ豆(水に浸けて戻したもの)……30g
  • ゴボウ………………………20g(5cm程度)
  • わかめ(戻したもの)………10g
  • 水………………………………300ml
  • あごだし、かつおだし、昆布、いりこだし、コンソメスープ、干しシイタケ等を好みで混ぜたもの……小さじ1程度 ※味が濃くなりすぎない程度に好みで調整
  • レモン汁……………………小さじ1

作り方

  1. 下ごしらえ 鶏肉はそぎ切り、野菜は食べやすい大きさに切る。ニンジン、ゴボウは薄めに切ると火が通りやすい。
  2. 煮る(鍋) 鍋に水300mlとだしを入れる。ニンジン、ゴボウを加え、蓋をして中火で5分煮る。
  3. 具材を追加 鶏むね肉、玉ねぎ、トマト、サトイモ、ナス、キノコ類、ピーマン、こんにゃく、赤エンドウ豆を加え、蓋をしてさらに中火で5、6分煮る。鶏肉の中心が白くなればOK。
  4. 仕上げ野菜 キャベツ、ブロッコリー、わかめを加え、仕上げに弱火で蓋をして2分煮る。
  5. 味を整える 火を止めてレモン汁を加え、軽く混ぜる。

ポイント/応用アレンジ

野菜は冷蔵庫の残り野菜などでもOK。豆乳(無調整)を入れれば豆乳スープに、カレー粉を入れればカレーになる。雑穀米とみそを入れて卵を割入れたら雑穀雑炊にも。

栄養成分(1人分)

  • エネルギー(カロリー):約236kcal
  • タンパク質:約22.1g
  • 脂質:約2.4g
  • 炭水化物:約37.9g
  • 塩分(食塩相当):約0.2g
  • 食物繊維:約13.5g

(産経新聞)

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