Huawei 001 France

Dominique Platz, the Director of Economic Development of the Agglomeration Community of Haguenau, explains his plans at the site of the proposed Huawei plant in the northern suburbs of Strasbourg, eastern France (© Sankei by Mina Mitsui)

~~

 

先進7カ国(G7)広島サミットが迫った。中国やロシアに対し、民主主義陣営は強いメッセージを発信できるか。それが、いかに難しいかをフランス東部ストラスブールで垣間見た。

 

ここは独仏国境に近く、欧州統合の原点と呼ばれる古都だ。その郊外で4月、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)が欧州で初めてとなる巨大工場の建設を始めた。欧州議会から車で15分の距離に、第5世代(5G)移動通信システム機器の生産拠点ができる。

 

現場に行くと、ブルドーザーがうなりをあげて草原の整地作業を行っていた。敷地面積は東京ドームの1・7倍で、投資額は2億ユーロ(約300億円)。案内してくれた地元役場のドミニク・プラーツさんは「2年後には稼働し、中国からも社員が来る。関連企業も集まるでしょう」と話した。

 

この記事の続きを産経ニュースで読む

 

筆者:三井美奈(産経新聞パリ支局長)

 

 

2023年5月5日付産経新聞【緯度経度】より

 

この記事の英文記事を読む

コメントを残す