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【JAPAN Forward 日本を発信】希望と再生の物語

JAPAN Forward

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‘Victory’ is Shoko Kanazawa’s New Year Kanji for a Weary World

(書家・金澤翔子さんが疲弊した世界に届けた新年の一字は、「勝」)

 

 

何という新年の幕開けだろう。新型コロナウイルスの爆発的な感染拡大を受けて、政府は7日、再び緊急事態宣言を発令した。

 

米国の首都では7日(日本時間)、トランプ大統領の支持者たちが議会議事堂に乱入し、女性1人が射殺された。首都に非常事態が宣言される前代未聞の混乱となった。そんな波乱のスタートを切った令和3(2021)年は、いったいどんな年となるのか。それをいま予見するのは難しい。英語ニュース・オピニオンサイト「JAPAN Forward」(JF)では、さまざまな分野の寄稿者たちが、新年への思いを語っている。

 

上の英文(日本語訳)は元日に掲載された記事の見出しである。ダウン症の書家、金澤翔子さんと母親の泰子さんが新年の一字をJFの読者のために揮毫(きごう)し始めて今回で4回目。今年は「勝」を選んだ。

 

困難な現状で「勝利」を頭に描くことは到底できるものではない。それでも、そんな状況だからこそ、心に「勝」を刻み込むことで見える景色が変わってくるというのである。

 

「コロナは災厄ですが、長期の休息と考える時間を与えてくれました」。そう語る金澤翔子さん親子は、ダウン症という「絶望」の淵から希望を見いだし、幸福という「勝利」にたどり着いた物語を伝えている。

 

翌2日には、延期された東京五輪で柔道男子日本代表を率いる井上康生監督がJFの読者と世界に宛てた新年のメッセージを掲載した。一部を紹介したい。

 

井上監督は、2021年が「世界中の人々の英知と努力により、新しい世界が作られていく、その始まりの1年となる」と予測し、「困難を乗り越えた先には必ずや明るい未来が待っている」と断言した。

 

東京オリンピック・パラリンピックの開催の是非については、「結果を追求することは当然だが、われわれは勝ち負けを超えたところにあるスポーツの価値を忘れてはいけない。平和と希望の祭典であるオリンピックを開催することで世界中にその平和と希望を届けることこそが、大切な使命である」と強調した。

 

さらに、柔道創始者の嘉納治五郎が残した「精力善用」「自他共栄」という言葉を説き、「今こそ、この哲学が求められている」と訴えた。最後に、「どんなときにも希望はあります。皆様にとって良き1年となりますよう、心から願っています」と結んだ。

 

ゲーム専門のニュースサイト、IGN Japan編集長で、英国出身のダニエル・ロブソン氏は「2021年は日本がビデオ・ゲームの世界を席巻する」との見出しの記事を寄稿。その中で、いかに日本製のゲームが世界のファンを魅了しているかを紹介し、新年はそれがさらに鮮明になると予測していた。

 

これ以外にも、外国人の寄稿者たちから日本への強い期待を示した論考や日本への思いが込められたメッセージの数々が、JFには寄せられている。

 

コロナ禍2年目の新年、日本のみならず多くの国や人々は疲れ果て、より多くの困難に直面するだろう。だからこそ、皆が希望と再生を願う。日本は、コロナ禍の中でどう再生し、変革の風を世界に吹かせていくのか。JFは、日本の挑戦、希望と再生の物語を世界に伝えていきたい。

 

(JAPAN Forward編集部)

 

 

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※「日本を発信」シリーズは、産経新聞のオピニオン面に掲載された記事を転載しています。

 

 


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