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万博パビリオン「海」がテーマ ゼリ・ジャパン

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2025年大阪・関西万博を各地でPRするソーラー船「ポリマ号」
(ゼリ・ジャパン提供)

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2025年大阪・関西万博への参加を表明しているNPO法人ゼリ・ジャパンは3月18日、出展するパビリオンのテーマを、海を前面に押し出した「ブルーオーシャン」とすることを明らかにした。来場者に海洋汚染防止や海の持続的な活用などについて理解を深めてもらう。また、日本国際博覧会協会は同日、同法人が世界中を航行させるソーラー船「ポリマ号」を、万博を盛り上げるスペシャルサポーターに任命した。

 

同法人は衛生用品メーカー、サラヤ(大阪市東住吉区)の更家悠介(さらやゆうすけ)社長が理事長を務め、循環型社会の実現に向けて環境教育の啓発や実践に取り組んでいる。万博に出展が決まった13の民間企業・団体の一つ。

 

「ポリマ号」の万博スペシャルサポーター委嘱状を受け取るゼリ・ジャパンの更家悠介理事長(左)と日本国際博覧会協会の堺井啓公氏=3月18日、大阪市住之江区(井上浩平撮影)

 

更家氏によると、同法人のパビリオンは3つ程度の施設で構成。1つは「水の不思議・豊かさ」などをテーマとし、メイン施設は、「かつて誰も見たことがない映像表現」(更家氏)で海を始めとした地球環境を紹介する。レストランもあり、「海の持続的な活用」にちなんだメニューが味わえるという。

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一方、同法人は来年後半にも、化石燃料を使わない船舶「ポリマ号」をモロッコから出航させる。アフリカやブラジル、米国など各地に寄港して万博のPRを行い、万博開催中の令和7年に大阪港に入る。

 

万博協会は近く公式キャラクターの発表を予定するなど、万博開幕まで約3年となり、機運が高まりつつある。同協会の堺井啓公・広報戦略局長は「ロゴマークやキャラクターなどが決まれば、より具現化した万博の姿が見え、盛り上がりにつながる」と期待する。

 

また、大阪商工会議所の尾崎裕会頭(大阪ガス相談役)は18日の記者会見で「万博の盛り上がりは、全国的にはまだまだだろう。イベントや応援ソングなど機運醸成の取り組みを全国展開して、万博の認知度を上げていく」と語った。

 

筆者:井上浩平(産経新聞)

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