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「ウィズコロナ」のGW、感染拡大の懸念ぬぐえず自治体警戒

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オンライン形式で行われた記者会見で、
新型コロナウイルスの感染防止対策の徹底を呼び掛ける
東京都の小池百合子知事
4月=28日午後、都庁(都提供)

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新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令や蔓延(まんえん)防止等重点措置の適用が全国のどこにもないゴールデンウイーク(GW)は3年ぶり。旅行や帰省などで人の行き来が戻るとみられる。コロナとの共存を図る「ウィズコロナ」に向けた一歩となるが、感染再拡大の懸念はぬぐえず、各自治体の警戒が解けることはなさそうだ。

 

「(連休中は)開放的な気分を味わうこともできるが、そんなときこそ感染防止対策を忘れないでいただきたい」

 

東京都の小池百合子知事は28日の記者会見で、手洗いやマスクの着用、室内の換気など感染防止対策の徹底を重ねて呼び掛けた。

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この日の新規感染者数は5394人で、直近7日間を平均した1日当たりの新規感染者数は5050・6人。5905・1人だった1週間前から減少したが依然高い水準で推移しており、専門家は「新規感染者数が十分に下がりきらないまま増加に転じることに、引き続き警戒が必要」と指摘する。

 

3年ぶりに新型コロナウイルスの緊急事態宣言が出ていないゴールデンウイークを迎え、にぎわう羽田空港の国内線ターミナル=4月29日

 

GW期間中には繁華街の人出の増加も見込まれる。都内主要繁華街では今月中旬以降、夜間の人出は1~3月に適用された重点措置期間中の平均より3割増えた。

 

各地でオミクロン株の主流系統「BA・1」から、より感染力が強いとされる派生系統「BA・2」への置き換わりが進んでいることも懸念材料だ。都内では今月12~18日には、BA・2感染の疑い事例が89・4%を占めた。

 

ワクチン接種が感染拡大を抑えるカギとなるが、3回目の接種率は若年世代ほど低く、都内では26日時点で20代の接種率は34・2%にとどまる。小池氏は「若い皆さんは特に、ゴールデンウイークの期間を利用して接種してもらいたい」と早期の接種を求めた。

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