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独の慰安婦像撤去求める韓国団体が苦戦 街頭活動妨害、面会キャンセル

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ベルリンの慰安婦像の前で街頭集会を行う
韓国の市民団体「慰安婦詐欺清算連帯」のメンバーたち
(吉田賢司氏提供)

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慰安婦像の撤去を求め、ドイツの首都ベルリン入りした韓国の市民団体が28日、産経新聞と英語ニュース・オピニオンサイト、JAPAN Forwardに対し、現地での活動の様子を伝えてきた。それによると、現地での街頭活動が妨害を受けたほか、予定していた同市関係当局との面会が直前にキャンセルされる事態に陥っている。同団体の活動は、苦戦を強いられているようだ。

 

現地の様子を伝えてきたのは、韓国の市民団体「慰安婦詐欺清算連帯」に同行したジャーナリストの吉田賢司氏。吉田氏は、慰安婦問題など日韓両国間の歴史問題に関心をもち、ソウルでジャーナリストとして活動、今回は慰安婦問題の「噓」をただそうと今年1月に結成された同団体の朱玉順(ジュ・オクスン)代表らの通訳を買って出て25日に現地入りした。

 

ブルーのメッシュ・シートで覆われたベルリンの慰安婦像(吉田賢司氏提供)

 

吉田氏によると、同団体の朱代表のほか、ベストセラー『反日種族主義』の共同著者で、落星台経済研究所研究委員の李宇衍(イ・ウヨン)氏と、『赤い水曜日 30年間の慰安婦歪曲』などの著者で、韓国国史教科書研究所所長の金柄憲(キム・ビョンホン)氏、吉田氏の計4人がベルリン入りした。

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一行は26日、ベルリンのミッテ区に設置された慰安婦像の前で、当局の許可を得て午前、午後の2回にわたり街頭集会を開き、慰安婦問題が数々の「噓」でかためられ、国家間の対立までもたらしているとして慰安婦像の撤去を求めた。

 

しかし、慰安婦像は事前に、現地の活動家らによって青いメッシュのシートで覆われていた。さらに、街頭集会の開催に反対する韓国系の活動家ら約60人が近くで集会を開き、一行に非難の言葉を浴びせかけるなどした。一部が暴力をふるい、衝突する事態となったため、現地の警察が介入する騒ぎになったという。

 

また、27日に予定されていたミッテ区長との面会も実現できなかったほか、ミッテ区議側も面会のキャンセルを直前にメールで伝えてきた。

 

加えて、宿泊先のホテルで水漏れが発生し、持参したパソコンが水をかぶり、情報伝達にも支障が出ているという。

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それでも一行は、ベルリンやミッテ区の当局者に意見書や声明文を提出したほか、現地の韓国系住民との対話集会は実現したと話している。一行は「慰安婦像の設置を主導した現地の韓国系市民団体の噓を暴くためにやってきた。さまざまな妨害活動は想定していた。今回の活動は、韓国のメディアなどでもさまざまな形で報道されており、最後まであきらめない」と語った。

 

JAPAN Forwardでは7月5日夕方、オンラインで時事講座「ベルリンの慰安婦像は撤去できるのか」を開き、吉田氏にベルリンでの活動と今後の展開について聞く予定。

 

 

この記事の英文記事を読む

 

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