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トルコ大地震 命がけ救助続くが、軍はどこに?

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トルコ南東部アドゥヤマン県では2月14日、地震発生から198時間ぶりに少年が救出された(ロイター)

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「72時間の壁」という言葉が使われるようになったのは、平成7(1995)年の阪神大震災からだ。震災で助け出された人の生存率が、当日は約80%、2日目は29%、3日目は22%と推移する。72時間を過ぎた4日目になると、6%まで落ち込んだ。

 

もちろん、この時間を過ぎても救出活動は続けられる。2月6日にトルコ南部で発生した大地震では、150時間を超えた後も瓦礫(がれき)の中から生存者が発見されている。60カ国以上から駆け付けた救助、支援部隊による命がけの捜索、救助の成果である。

 

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地震のあったトルコに向けて出発する国際緊急援助隊・救助チーム=2月6日、羽田空港(共同)

 

日本のチームには、東京消防庁のハイパーレスキューの隊員が含まれている。あらゆる大規模災害の人命救助に対処するため、高度な技術と最新鋭の装備を誇る部隊もまた、阪神大震災の教訓から創設された。

 

この記事の続きを産経ニュースで読む

 

 

2023年2月14日付産経新聞【産経抄】より

 

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