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大谷、活躍の陰に「睡眠」へのこだわり 特注のマットレスと枕でシーズン中もしっかり回復

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寝具メーカー「西川」では、大谷が使用するための寝具の測定を定期的に実施している(同社提供)

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3月30日(日本時間31日)に開幕を迎えた米大リーグで、投打の二刀流としてアスレチックス戦に先発出場した大谷翔平選手(エンゼルス)。二刀流のパフォーマンスを陰で支えているのが、「睡眠」に対するこだわりだ。特注のマットレスと枕を愛用し、遠征先にも携帯型マットレスを持ち込むなど、さまざまな方法で疲労回復に努めている。快適な睡眠をサポートするため、日本の老舗企業が大谷の睡眠環境をバックアップしている。

 

 

360度可視化できる最新の計測器を使用

 

大谷はプロ野球の日本ハム入団以来、室町時代の永禄9(1566)年に創業した寝具メーカー「西川」のマットレスなどを愛用しており、2017年には同社と「睡眠コンディショニングサポート契約」を締結。同社は大谷の睡眠環境をサポートするため、特注サイズのマットレスやオーダーメードの枕を提供している。

 

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同社では、大谷が使用するための寝具の測定を定期的に実施している。測定では全身の筋肉や骨格、身体のゆがみなど360度可視化できる最新の計測器を使用。「大谷選手の体形を数値化して、体にあったマットレスと、それにあわせた枕も導き出している」(同社)といい、計測する身体的なデータは約120万にも及ぶ。

 

大谷に現在提供しているのは、同社の最上位モデルのマットレス「エアーSX レギュラータイプ」。同社によると、「ボディラインにフィットする柔軟性と、しっかりと身体を支える硬度、寝返りしやすい高弾力性を兼ね備えている」という。

 

また枕は、大谷に仰向けや横向きになってもらった上で高さを調整し、体にあった形状を完成させたという。

 

大谷が現在使用しているマットレス「エアーSX レギュラータイプ」(西川提供)

 

エンゼルスでは「昼寝」を導入

 

現在所属している大リーグ・エンゼルスでは、遠征先への移動距離が長いこともあり、同社のマットレスや枕を継続して使用。また3月に開催された「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)の期間中には、備え付けのベッドに1枚加えることで快適な睡眠をサポートする携帯型マットレス「エアーポータブル モバイルマット・プロ」を滞在先の宿舎で使用したという。

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同社が昨年から公開しているインタビュー動画で大谷は「メジャーは連戦が多いので、昼寝を取り入れないと(体調の回復が)間に合ってこない。朝までの睡眠時間の量はしっかりと確保して、プラス(昼寝をする)という感じかなと思っている」として、長丁場のシーズンを戦う大リーグで昼寝を取り入れていることを明かしている。

 

同社は「眠る時間もトレーニングの一部のように、リカバリー(体調の回復)の時間としてしっかりと睡眠をとることを意識している」と指摘した上で「パフォーマンスを発揮するためにやれることは全てやるという真摯(しんし)な姿勢で取り組まれている」としている。

 

筆者:浅野英介(産経新聞)

 

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