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ダムでウイスキー熟成、蒸溜所は廃校 飛騨高山

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廃校になった小学校を活用して開所した舩坂酒造店の飛騨高山蒸溜所=8月4日午後、岐阜県高山市

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中部電力は8月4日、岐阜県高山市の高根第2ダムで、地元の「飛騨高山蒸溜所」が造ったウイスキーのたるを貯蔵し、熟成させる取り組みを始めたと発表した。

 

中部電力の高根第2ダム=8月4日午後、岐阜県高山市(共同)

 

高根第2ダムは、ダムの本体である堤体の中が空洞のような構造になっている。内部は1年を通して気温が15度前後に保たれ、湿度も高いため、ウイスキーの長期熟成に適した環境が整っているという。

 

中部電力の高根第2ダムの内部に置かれたウイスキーのたる=8月4日午後、岐阜県高山市(共同)

 

飛騨高山蒸溜所は廃校になった地元の小学校を活用し、今年3月に開所した。所有するのは地元の舩坂酒造店で、新型コロナ禍をきっかけに、地域を盛り上げる新しい取り組みとしてウイスキー造りを始めた。

 

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「ウイスキーが地域の一つの武器になると思う。飛騨の発展に寄与したい」と話す、舩坂酒造店の有巣弘城社長=8月4日午後、岐阜県高山市(共同)

 

本格的な蒸留は5月から始まっている。高さ約90センチ、直径約60センチで、1本当たり180~200リットルの原酒を蓄えられる木製のたる計5本を、今月中にダム内に貯蔵し、熟成具合を見ながら、将来的にブランド化を目指していく。

 

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