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「ONE PIECE FILM RED」10月に大規模再上映へ 200億超えなるか

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「ONE PIECE FILM RED」再上映版のポスター©尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

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アニメ「ONE PIECE FILM RED」が10月、期間限定で再上映される。昨年のナンバーワンヒット映画が、終映から1年以内に、再び多数の映画館にかけられるのは異例だが、「もう一度映画館で見たい」というファンの声が後押しした。この再上映で興行収入は200億円の大台を突破するかもしれない。

 

「-FILM RED」は漫画家、尾田栄一郎の大人気漫画「ONE PIECE」を原作とするアニメ映画で、歌姫のウタという新キャラクターが活躍するオリジナルストーリーだ。

 

昨年8月6日に公開され、国内で1427万人を動員し、興行収入197・1億円を記録した。

 

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これは昨年公開された映画ではナンバーワン。歴代でも「もののけ姫」の201・8億円に次ぐ8位の好成績だった(興行通信社調べ)。

 

配給元の東映によると、今年1月29日で終映し、すでに配信が始まっているが、配信で見た人から「映画館で大音響でウタの歌を聴きたい」などの声が多数あがっていたことから、10月20日から1カ月間限定で映画館で再び上映することを決めた。

 

「お客さまファーストの対応です」と東映。いわゆる名画ではなく、終映から1年以内の作品が映画館に再び戻ってくるのは珍しいが、SNS(交流サイト)では「配信で何度も見ているが、映画館で見られるのはうれしい」など歓迎の声が一斉に上がった。

 

集客できると踏んだのか映画館側も大歓迎のようで、再上映は366館という新作公開並みの規模で行われる。

 

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東映は入場者へのプレゼントも改めて実施予定だ。これも新作並みの対応で、今回の再上映により最終的な興収が200億円の大台を突破することも視野に入れている。

 

 

10億円の潜在力

 

「音楽映画として映画館の大スクリーンと音響で見たいという観客と、手堅く集客したいという映画館の思惑が一致し、必然性のある再上映といえます」と話すのは、経済解説者で映画評論家の細野真宏さんだ。

 

昨年、4月公開のアニメ「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」がハロウィンシーズンに2週間弱、再上映された例もあるが、細野さんは「今回は1カ月という上映期間など、より本格的で〝準新作〟のような扱いなのが異例」と指摘する。

 

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昨年の「-FILM RED」公開時、細野さんは産経新聞の取材に答えて最終的な興行成績を「180~200億円が射程」とズバリ予測したが、この再上映については「新作映画のヒットの目安である10億円は十分に狙えるポテンシャルがある」と見ている。

 

その場合、「-FILM RED」は200億円の大台を超えるだけではなく、実写の英米合作「ハリー・ポッターと賢者の石」(203億円)を蹴落として興収歴代6位までジャンプアップする。

 

すると、日本の映画興収上位6作のうち実写映画は3位の米「タイタニック」(277・7億円)だけという状況になる。

 

筆者:石井健(産経新聞)

 

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「ONE PIECE FILM RED」再上映は前売り券にも限定の特典がつく©尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

 

 

■「ONE PIECE FILM RED」 原作者の尾田栄一郎が総合プロデューサーを務める映画シリーズの第4弾。今回の再上映は、1月の終映後、配信などのために手を加えたバージョンを、高画質化したもの。人気女性シンガー、Ado(アド)が劇中の歌唱パートを担当して音楽映画の要素もあり、声出しOKの「応援上映」も予定している。前売り券には枚数限定の特製ステッカーがつく。10月20日から全国公開。1時間55分。

 

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