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「日本がうらやましい」北抑留捕虜支援団体トップが明かす無関心との闘い

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北朝鮮に抑留された拉致被害者や韓国軍元兵士を巡る問題について外国メディアに説明する「ムルマンチョ」の朴宣映理事長=5月、ソウル(桜井紀雄撮影)

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民族同士、血で血を洗い、米国や中国も将兵を送った朝鮮戦争(1950~53年)の休戦協定締結から今年、70年を迎えた。北朝鮮の捕虜となり、抑留されたままの韓国軍元兵士が多数存在する事実はこれまで、あまり知られてこなかった。元兵士の支援活動を長年続けてきた韓国の民間団体「ムルマンチョ(勿忘草=わすれなぐさ)」の朴宣映(パク・ソニョン)理事長が産経新聞のインタビューに応じ、元兵士が置かれた現状や、この問題の解決に正面から取り組んでこなかった韓国歴代政権の実態について語った。

 

 

「ブルーリボンを見なさい」

 

――北朝鮮に抑留された韓国軍元兵士の存在はあまり知られてこなかった

 

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「当時の指揮官たちの多くは2000年代まで存命だった。故意に部下を捕虜にさせた指揮官なんていないにもかかわらず、罪の意識から逃れられず、これまで口を開こうとしてこなかった。韓国軍や政府は不名誉だと考え、この問題を覆い隠したかったのだと思う」

 

――元兵士の生命に関わる問題だが

 

「私は日本が本当にうらやましい。(同じ生命に関わる問題である)北朝鮮による日本人拉致問題について繰り返し声を上げてきた。横田めぐみさん拉致事件についてもたゆまず問題提起してきた。旧ソ連に抑留された捕虜も連れ戻した」

 

「私は過去に国会議員も務めたが、『日本を見なさい』と言ってきた。日本の政治家は(拉致被害者救出を象徴する)ブルーリボンのバッジをどこへ行くにも身に着けている」

 

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この記事の続きを産経ニュースで読む

 

筆者:桜井紀雄(産経新聞)

 

 

2023年8月11日産経ニュース【劇場型半島】より

 

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