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関東に未知の巨大地震 専門家が警鐘 関東大震災100年

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未曾有の被害から9月1日で100年を迎えた関東大震災。関東地方では近年の研究で、これとは別タイプの「未知の巨大地震」が起きる可能性が浮上したことは、あまり知られていない。発生すれば巨大津波をもたらすと予想されており、専門家は東日本大震災の教訓を踏まえ、備えを急ぐべきだと訴えている。

 

 

1千年前に房総で巨大津波

 

神奈川県沖の相模湾では、相模トラフと呼ばれる海底の溝が東西方向に延びている。陸地を載せている陸側プレート(岩盤)の下に、フィリピン海プレートが沈み込む場所だ。2つのプレートの境界に蓄積されたひずみが限界に達すると、断層がずれてマグニチュード(M)8級の巨大地震が発生する。歴史上、繰り返し起きてきた「関東地震」と呼ばれるもので、関東大震災(M7・9)もその一つだ。

 

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関東地方を繰り返し襲う海溝型の巨大地震は、この関東地震だけと考えられてきた。しかし、千葉県の房総半島の東方沖で約1千年前の平安時代に、M8・5に及ぶ未知の巨大地震が起きていたことを産業技術総合研究所のチームが津波堆積物の調査で突き止め、2021年に論文を発表し、それまでの常識を覆した。

 

この記事の続きを産経ニュースで読む

 

筆者:長内洋介(産経新聞)

 

 

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2023年8月27日産経ニュース【クローズアップ科学】より

 

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