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ミズノが新競泳水着を発表 アジア大会でデビュー

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ミズノの新製品の競泳用水着を着てポーズをとる、右から渡辺一平、青木玲緒樹、池江璃花子、白井璃緒、塩浦慎理各選手=8月30日、東京都内(海藤秀満撮影)

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総合スポーツメーカーのミズノは新開発の競泳用水着を発表した。9月23日に始まる「アジア競技大会」で日本選手が新モデルを着用してメダルを狙う。

 

 

トップ選手向け、極限を追求した競泳用水着

 

ミズノは新製品の競泳用水着「GX・SONIC 6」を8月30日に発表した。新製品は、0.01秒の記録更新にこだわるトップ競泳選手向けの「GX・SONIC」シリーズの改良版で6代目になる。従来品よりも撥水性能をさらに高め、約6.2%の水中軽量化を実現した。これによって、より水面に近い位置、推進効率のいい姿勢で競技者は記録に挑めるとしている。水着の素材は化学大手の東レと共同で約3年前から開発した。新製品は3つのタイプが用意され、着心地と動きやすさで自分に合ったものが選べる。また、女性用モデルでは新形状の肩ストラップを採用することで、肩甲骨の動きを妨げにくくしたとしている。

 

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女性用モデルの新形状の肩ストラップ=8月30日、東京都内(海藤秀満撮影)

 

世界水泳連盟の承認を得て、新型水着は9月23日から中国・杭州市で開催される「アジア競技大会」で国際デビューする。ミズノによると、今年7月に開催された福岡での「世界水泳選手権大会」におけるミズノ製の水着着用のシェアは、男子で約19%と同社のシェアは向上しているという。新製品は一般向けに日本、アジアで9月15日から販売、11月から米国、イタリア、スペインでも販売予定。

 

 

日本勢はアジア大会でリベンジ目指す

 

今年7月の福岡「世界水泳選手権」で日本競泳陣は振るわず、メダルには手が届かなかった。
一方、大躍進したのは同じアジアの中国だった。ミズノの発表会に登壇した競泳日本代表の各選手はその悔しさを口にした。競技では実力も大事だが、高機能の水着のサポートも必要だと各人が口を揃える。

 

  • 塩浦慎理選手(自由型)「アジア大会ではこの水着で金メダルを奪還したい」
  • 池江璃花子選手(自由型/バタフライ)「従来品と新水着の両方を用意して、レースによって使い分けたい」
  • 渡辺一平選手(平泳ぎ)「平泳ぎ3冠の覃海洋選手(中国)との勝負を見据えて、よりよい水着のサポートも必要だと感じた」
  • 青木玲緒樹選手(平泳ぎ)「アジア大会では新製品の水着で自己ベストの記録を達成したい。」
  • 白井璃緒選手(自由型/背泳ぎ)「アジア大会ではメダル獲得を目指してカッコイイ姿を見せたい。中国のライバル選手に競り勝っていきたい」

 

ミズノの新しい競泳水着はアジア大会だけでなく、2024年夏のパリ五輪にも投入される。

 

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筆者:海藤秀満(JAPAN Forwardマネージャー)

 

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