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柔道による国際交流の再開願う

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「JAPAN Forward」読者の皆さん、こんにちは。

 

私の住む日本では、桜の花のつぼみがふくらみ始め、春の訪れを告げています。

 

日本で春は始まりの季節です。

 

今年は新型コロナウイルスの感染拡大により制限のある生活が続いていますが、より良い未来が近くまで来ていることを信じ、前向きな気持ちでこの季節を過ごしたいと思っています。

 

さて、本日は私が理事長を務める特定非営利活動法人「JUDOs」(ジュウドウズ)について皆さんにご紹介したいと思います。

 

このNPO法人は、2019年4月に日本で設立しました。設立の主な目的は、柔道を通じた多様性の推進と青少年の育成、国際貢献活動を行うことにあります。

 

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私自身、選手時代から世界各国を訪れ、競技以外の面での柔道の持つ魅力と普遍性をいつも感じてきました。

 

今から139年前の1882年、嘉納治五郎師範よって講道館柔道は創られました。

 

嘉納師範は、柔道修行とは、人間性を高め、自身の能力を社会に還元することを目的に行うものであると定義しました。その哲学が、世界各国で支持され、人々を魅了していることを肌で感じていたからです。

 

また、2010年、私の恩師である山下泰裕先生(日本オリンピック委員会会長、東海大学副学長)とともに、イスラエルとパレスチナを訪れ、エルサレムで子供たちのための柔道教室を開いたことも、国際貢献活動に強く関心を寄せた出来事でした。

 

両者は歴史的に難しい関係にありますが、楽しそうに柔道をしている双方の子供たちの笑顔を見て、柔道は困難を乗り越え、友情を育む力を持っていると確信したのです。

 

折しも3月11日、日本は、東日本大震災の発生から10年を迎えました。

 

震災発生直後、アメリカ軍はいち早く被災地に入り、災害救助・救援および復興支援「トモダチ作戦」を実行しましたが、これはまさに日本とアメリカの友情の証にほかなりません。

 

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このトモダチ作戦に対する返礼として、2011年9月から毎年、ワシントン近郊の海軍士官学校に日本から柔道家を派遣、柔道交流を続けています。

 

これは、柔道家の大先輩であり、産経新聞ワシントン駐在客員特派員の古森義久さんを通じて行われているものです。

 

私は震災の前年の2010年、同校等を訪れたのですが、そのときの訪問がこの返礼事業のきっかけとなっており、大変うれしく、光栄に思っています。

 

今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により派遣を見送りましたが、来年には再開し、海軍士官学校の皆さん、そしてアメリカの皆さんと柔道交流ができることを心から願っています。

 

来月にはポトマック川沿いの桜並木も満開となるでしょう。美しい桜の花もまた、日本とアメリカの友情を思い出させてくれるに違いありません。

 

筆者:井上康生

 

特定非営利活動法人「JUDOs」

 

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