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日本海呼称「反論」動画を韓国語で配信 外務省

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外務省が10月22日から、日本海をめぐり「東海(トンヘ)」を国際的な呼称とするよう求める韓国政府の主張に反論する動画を韓国語などで配信を始めた。呼称問題をめぐっては北朝鮮も「朝鮮東海」と呼んでいる。動画は8月から英語のみで配信されてきたが、今月に入り、北朝鮮が動画に注目し日本政府への批判を強めている。

 

動画は約4分間で、同省のユーチューブチャンネルで配信。日本海が歴史的にも国際的にも認められた唯一の呼称であることを説明する。22日から新たに日本語や韓国語など計9言語で配信を始めた。

 

動画でインタビューに応じたドイツのユング元国防相は「ヨーロッパ人は日本海が日本海であることを知っている」と断言。ナレーションは「日本海は、かつて、現在も、そして今後も国際社会に認められた唯一の呼称である」と結んでいる。

 

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英語版動画をめぐっては、北朝鮮の「祖国平和統一委員会」が今月17日にウェブサイトに記事を掲載した。「日本は、国際社会が朝鮮東海を『日本海』と公式に認めているかのように歪曲(わいきょく)したインターネット編集物を作成、宣伝した」などと批判した。外務省幹部は「北朝鮮が外務省の動画を見て反応してくるのは珍しい」と話している。

 

筆者:岡田美月(産経新聞)

 

この記事の英文記事を読む

 

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