Heavy Rain and Flood in Kyushu 010

A house that was swept away by the landslide. Photo taken on July 11 in Takeno, Tanushimarumachi, Kurume City, Fukuoka Prefecture. (© Sankei by Kan Emori)

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活発化した梅雨前線の影響で7月10日、九州北部を中心に非常に激しい雨が降り続き、各地で土砂崩れや河川の氾濫が発生した。福岡、佐賀両県では土砂崩れや車の水没などで3人が死亡し、1人が心肺停止となった。他に9人の安否不明者の情報があり、捜索が続いた。

 

福岡県久留米市田主丸町の土砂災害現場から警察官に背負われて救助される人=7月10日午後(共同)

 

福岡県久留米市によると、10日午前9時半ごろ、同市田主丸町で裏山が崩れ、付近の住宅の少なくとも7軒に土砂が流入。14人が救助されたが、6人の安否が分かっていない。

家族総出で自宅周辺に積もった泥を片付ける住民=7月11日午前、福岡県久留米市田主丸町竹野(恵守乾撮影)

 

久留米市と同県広川町で、車に乗っていて流されたとみられる計2人が死亡した。同県添田町の住宅に土砂が流入し、男女が発見されたが、女性の死亡が確認された。

大雨で広範囲に冠水した福岡県久留米市内。手前は市立大橋小学校(共同通信社ヘリから)

 

佐賀県唐津市では住宅2棟に土砂が流入し、50~70代の男女計3人と連絡がつかなくなったが、女性1人が心肺停止状態で見つかった。

 

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