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北海道・大雪山系で紅葉が見頃を迎えている。青空が広がった16日、黒岳(1984メートル)ではナナカマドやダケカンバが山肌を美しい秋色に染めていた。「黒岳ロープウェイ」によると「ここ数年で特に鮮やか」という。
黒岳7合目から山頂では、緑や赤、黄色の美しいコントラストが広がる。クマよけの鈴をつけた登山客は「きれい」などと歓声を上げながら一歩一歩進む。山頂では周囲の山々の紅葉も楽しめ、登山客は思い思いにシャッターを切っていた。
千葉県八千代市から母(73)と訪れた会社員藤波志帆さん(42)は「さまざまな色にバランス良く染まっていた」と笑顔だった。黒岳の紅葉の見頃は、徐々に麓へ向かいながら10月上旬まで続く。