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リンゴの表面にフランスのマクロン大統領の顔などを浮き上がらせた「絵入りリンゴ」の箱詰め作業が26日、青森県弘前市の農業資材販売業「佐藤袋店」で行われた。例年、日仏交流のため大統領らに贈っており、今年は計約100個を発送した。
定番の「モナリザ」や「富嶽三十六景」、今年没後200年を迎えたナポレオンなど計17種の絵柄をそろえた。
絵入りリンゴは、光を遮断する特殊な袋をかけ、発色させずに育てる。その後、袋を外し絵柄のシールを貼り、貼った部分以外が太陽光で赤くなる。
佐藤義博社長(73)は「今年の春は雨があまり降らず、秋は日照量が少なく色づきが心配だったが、何とか送れるまでになった」と笑顔を見せた。