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日本の科学力低下を憂慮する声が後を絶たない。科学研究の現場は本当に失速しているのか。その実態と復活の処方箋を、科学技術振興機構(JST)の橋本和仁理事長(67)に聞いた。JSTは国の研究開発戦略の立案や科学研究費の配分を担う。橋本氏は、東京大で第一線の研究者として活躍した後、国立研究機関のトップを務め、政府の総合科学技術・イノベーション会議の議員として政策立案にも貢献してきた。
米中対立 アジアの拠点としての期待
-研究力低下をどう捉えているか
筆者:松田麻希(産経新聞)
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2023年2月12日産経ニュース【クローズアップ科学】より