浅草の商店街「仲見世」の屋根がふき替えられ、さびで緑色になった屋根が赤茶色に生まれ変わった。
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ふき替えられ報道陣に公開された「仲見世」の商店の屋根=3月6日午後、東京・浅草

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日本を代表する観光名所の浅草寺(東京都台東区)で、雷門から本堂を結ぶ参道にある商店街「仲見世」の屋根がふき替えられ、報道陣に3月6日、公開された。大規模改修は1945年以来。

新春ムードに包まれた東京・浅草の仲見世通り =2023年12月

さびで緑色になった屋根が赤茶色に生まれ変わった。年月を経て変色し、30~40年で再び緑色になるという。

施工した宇都宮市の屋根メーカー「カナメ」によると、銅板で造られた屋根が老朽化して雨漏りなどが起きるようになり、昨年6月から工事を始めた。13棟の屋根部分(2138平方メートル)を新しい銅板約7100枚を使って修復した。

浅草・仲見世通りのさびで緑色になった屋根 =2023年12月

浅草寺の守山雄順執事長は報道陣に「輝きが美しく、色が変化していく楽しみもある」と語った。商店街で小物屋を営む高島まさ子さん(81)は「浅草寺の玄関口がきれいになってうれしい。気持ちを新たにお客さんを迎えられたら」と笑顔を見せた。

(産経新聞)

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