立憲民主党の岡田克也衆院議員が、台湾をめぐる「存立危機事態」についての高市早苗首相の答弁を批判、中国政府が大騒ぎした。あらゆるケースを想定して準備するのは当然のことで、岡田氏の質問は外相まで務めた政治家の発言とは思えない。
Takashi Arimoto, Sankei Shimbun
Takashi Arimoto is the deputy managing editor and head of senior staff writers’ office of the Sankei Shimbun.
首相指名に向けての動きで、立憲民主党の安住淳幹事長、公明党の斉藤鉄夫代表、国民民主党の玉木雄一郎代表のことは「誤算3兄弟」と命名していいだろう。
旧日本軍による南京占領を題材にした映画「南京照相館」（日本語で「南京写真館」）が中国で公開され話題となっている。旧日本軍カメラマンが撮影した「虐殺」写真の現像を命じられた現地の人々がネガフィルムを持ち出そうとするストーリー。事実お構いなしのプロパガンダを優先する中国の体質を象徴している。
石破首相は国家安全保障会議で、イスラエルによるイランの核関連施設などに対する攻撃について、情報収集などを関係閣僚に指示した。影響が中東地域に限られる事態ではないとの認識を国民に伝える必要があったのではないか。
トランプ米大統領と名門ハーバード大学との対立が連日のように報じられている。トランプ政権側が規制を強める理由の一つとして挙げられる「中国との関係」に注目したい。
米国で「知日派」として知られた元国務副長官のリチャード・アーミテージ、ハーバード大名誉教授のジョセフ・ナイが相次いで亡くなり、シンクタンク戦略国際問題研究所（CSIS）所長のジョン・ハムレも引退を表明した。
中国が北西部の砂漠地帯にICBM用の地下式格納施設（サイロ）を建設している問題で、衛星写真を分析した結果、ミサイル装塡に向けた作業が進捗していることが分かった。サイロが運用開始間近であることがうかがえる。
