大阪・関西万博の会場シンボルである大屋根リングが、「世界最大の木造建築物」としてギネス世界記録に認定され、認定証授与式が大阪市の人工島・夢洲にある会場で開かれた。

大阪・関西万博の大屋根リングが「世界最大の木造建築物」としてギネス世界記録に認定され、写真に納まる会場デザインプロデューサーの藤本壮介氏(左から2人目)ら=3月4日午前、大阪市此花区の夢洲
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2025年大阪・関西万博の会場シンボルである大屋根リングが3月4日、「世界最大の木造建築物」としてギネス世界記録に認定され、認定証授与式が大阪市の人工島・夢洲にある会場で開かれた。6万1千平方メートル超の建築面積を最大と認めた。

リングには万博の理念「多様でありながら、ひとつ」が込められている。設計した会場デザインプロデューサーの藤本壮介氏は授与式で「世界の分断が加速しているが、それでもつながることができるというメッセージになってほしい」とあいさつした。

巨大な環状構造物のリングは外径675メートル、1周2キロで、高さは最大20メートルある。木材は国産のヒノキ、スギと欧州産のアカマツ計約2万7千立方メートルを使っており、2月27日に完成した。
(産経新聞)
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