三鷹天命反転住宅のコンセプトは「死なないための家」。五感を駆使することで人間の可能性を発揮できるよう造られているという。

三鷹天命反転住宅 =東京都三鷹市(鴨志田拓海撮影)
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東京都三鷹市の大沢十字路バス停を降りると目の前に現れるアート作品のような建物。「三鷹天命反転住宅 In Memory of Helen Keller」だ。

美術家の荒川修作氏と詩人のマドリン・ギンズ氏が設計した。コンセプトは「死なないための家」。五感を駆使することで人間の可能性を発揮できるよう造られているという。内外共にカラフルで生き生きとした活力が感じられる。

支配人の松田剛佳さん(45)は「どんな形であれ、未来に残しさまざまな人に触れてほしい」と話した。


筆者:鴨志田拓海(産経新聞)
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三鷹市美術ギャラリーでは3月22日から、『三鷹天命反転中!!──荒川修作+マドリン・ギンズの死なないためのエクササイズ』が開催される。《三鷹天命反転住宅 In Memory of Helen Keller》にいたるまでの、荒川+ギンズの活動の軌跡を振り返るとともに、なぜ、どのようにして三鷹の地にこの住宅が誕生したのか──を紐解く。
【開催概要】
- 会期:2025年3月22日(土)~5月18日(日)
- 会場:三鷹市美術ギャラリー(三鷹市下連雀3-35-1 CORAL5F)
- 開館時間:10:00-20:00(入館は19:30まで)
- 観覧料金:一般1,000円ほか 詳細は公式サイトへ
- 休館日:月曜日(5月5日は開館)、4月10日、5月7日
- お問い合わせ:0422-79-0033
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