JAXAの油井亀美也飛行士は、米国とロシアの飛行士と共にスペースXの宇宙船クルードラゴンでケネディ宇宙センターを出発、15時間近く飛行し、国際宇宙ステーションに到着した。

国際宇宙ステーションに到着し、歓迎セレモニーで手を振る油井亀美也飛行士(前列右端)。同左端は船長の大西卓哉飛行士=8月2日(NASA提供)
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宇宙航空研究開発機構(JAXA)の油井亀美也飛行士(55)は日本時間8月2日午前0時43分(米東部時間1日午前11時43分)、米国とロシアの飛行士と共にスペースXの宇宙船クルードラゴンで米フロリダ州のケネディ宇宙センターを出発した。15時間近く飛行し、2日午後3時27分に国際宇宙ステーション(ISS)に到着した。油井さんの滞在は2015年以来2回目。今回は半年ほどの予定。

ISSには、今年3月から大西卓哉飛行士(49)が滞在中。4月には船長に就任した。到着した油井さんは大西さんと力強く抱き合い、ハイタッチ。

11人の飛行士が勢ぞろいした歓迎セレモニーでは、大西さんが英語で「お帰りなさい」と述べると、油井さんは「ここに来られてとてもうれしい。素晴らしい仲間がいて、一緒に仕事をするのが楽しみだ。頑張ります」と応じた。数日間かけて引き継ぎをした後、大西さんはISSに係留している宇宙船に乗り、地球に帰還する。
(産経新聞)
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