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日本企業のM&Aやコーポレート・ガバナンス(企業統治)、会社訴訟などの分野で活躍する弁護士で、人気作家の牛島信氏によるベストセラー小説『少数株主』(幻冬舎文庫、2018年出版)の英訳版『Minority Shereholders』(マイノリティー・シェアホルダーズ)の連載が2月4日、JAPAN Forwardでスタートしました

 

毎週土曜日に掲載予定。メーリングリストに登録して、最新話の通知を受けることもできます。

 

Minority Shareholders

■小説『少数株主』 日本の株式会社のうち、99.8%は「非上場」で、「非上場」の株式会社では、オーナー経営者やその一族が株式を大量保有する大株主であることが多い。大株主以外がいわゆる少数株主だ。本書に登場するオーナー経営者たちは、会社負担で贅沢をしたり、過度な報酬を家族に与えたりと公私混同を繰り返す。こういった非上場会社の経営は、大株主であるオーナー経営者の思いのままで、コーポレート・ガバナンスが機能しなくなっている。一方、わずかな株を相続しただけで、巨額の納税を迫られる。このエピソードから物語は始まる。

 

■牛島信(うしじま・しん) 1949年生まれ。東京大学法学部卒業後、検事を経て弁護士になり、牛島総合法律事務所の代表パートナー弁護士として、多くのM&Aやコーポレート・ガバナンス関連の案件を手掛けてきた。日本生命社外取締役、朝日工業社外監査役、NPO日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク理事長、東京広島県人会代表理事などに就任。著書に小説として『株主総会』『少数株主』など10冊、エッセイ集として『身捨つるほどの祖国はありや』、『日本の生き残る道』など9冊。「ビジネス・ロー・ノベル」というジャンルを切り開いた人気作家でもある。

 

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