世界地図が描かれたボール 日本野球発祥の地
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学士会館(東京都千代田区)前を歩いていると、ボールを投げつけられそうになり身構えた。よくよく見ると、巨大な野球ボールを握った右手のブロンズ像だ。高さは約2メートルもある。
明治5年に日本に野球を伝えた米国人教師、ホーレス・ウィルソン氏の野球殿堂入りを記念し、平成15年に作られた。「日本野球発祥の地」として、野球選手が記念撮影に訪れることもあるという。
彫像は投球ではなく捕球の瞬間で、米国の「ベースボール」を確かに受け取ったという意味。球には世界地図が描かれ、米国と日本が縫い目で結ばれている。
筆者:納冨康(産経新聞写真報道局)
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