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ニデック、日の丸半導体と連携 中国と競争 経済安保も

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記者会見するニデックの大村隆司常務執行役員(左)とルネサスエレクトロニクスのバーン執行役員=6月6日、川崎市(共同)

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ニデック(旧日本電産)は6日、半導体大手ルネサスエレクトロニクスと協業し、業界最高水準の性能と低コストを実現する電気自動車(EV)用モーターシステムの次世代機を令和6年中に開発すると発表した。〝日の丸半導体〟の代表格と連携し、EV先進国である中国の企業との競争に打ち勝つ。同時にニデックは、半導体の集中購買と設計の内製化を加速させ、安定調達の体制を構築する方針。政府が同日発表した「新しい資本主義実行計画」改定案でも半導体は経済安全保障の要と位置づけられ、ニデックも安定的な国内調達の一翼を担う。

 

ニデックの半導体ソリューションセンターが入る建物=川崎市(©産経新聞)

 

「日本にいると伝わらないが、中国ではすごいスピードでモーターシステムの開発が進んでいる」

 

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筆者:桑島浩任(産経新聞)

 

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